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  • cocochisumai

藍染 蓼藍 天然灰汁発酵建て

6月は 藍の月(笑) 前々から体験してみたかった藍染 昭島の藍染工房瑠璃玉さんにて本藍染体験してきました。 藍には 蓼藍(タデアイ)   タデ科イヌタデ属の一年生植物。別名は、タデアイ(蓼藍)、アイタデ(藍蓼)。   紀元前より世界各地で青色の染料として重用されていた   藍染めは奈良時代から続く歴史があり、海外では“Japan Blue”、藍色を指して“Hiroshige Blue”

インド藍(インディゴ インジゴ) マメ科コマツナギ属の植物のうち、葉や幹から天然藍をとる数種の木本の総称。インド北部原産

琉球藍   琉球藍 (キツネノマゴ科)   学名:Strobilanthes cusia

大青(タイセイ)   日本では近縁種のタイセイ(大青、学名:I. Indigotica)をアイヌ民族が用いていた


まだまだあるが私が聞いたのはここまで 化学染料のインディゴ   1880年にドイツの化学者A.ボン.バイヤーが天然インディゴとまったく同じ成分構造を持つインディゴの合成   に 成功。石炭から作る合成染料が誕生しました。   現在では、時間も手間がかかる天然藍に代わって、この合成染料を使うことが一般的になっているそう なので インド藍と 合成のインディゴが 区別がつきませんね インディゴです!と言われても どっち?? Gパンは 古いものは天然インディゴという話は聞きますが 現在では 多分合成インディゴなのでしょうね。 日本でも 本藍染のデニムは岡山で生産している話は聞きますよね 話は長くなるので(笑) 天然の藍染は 実は繊維に溶けてしみこむ(染める)には 手助けがいることを知りました。 要は天然の藍だけだと 絞り出して、布につけても 色落ちしてしまうのです。


なので さまざまな方法で 色づけをしていきます。 今回昭島の藍染工房瑠璃玉さんにて教えて頂いた蓼藍を使った藍染めのお話し 天然灰汁発酵建て   日本で唯一 徳島で生産されている 蓼藍を発行させた スクモ   木の灰を入れた こだわりの良い水(昭島はお水が良いそうです)   わずかなな石灰   を混ぜて 専用の甕にいれて   藍が生まれます。      ご飯( ふすまや お酒など)をあげて すくすく育つか見守ります。      これって 経験ですね ここまででも大変な技術が必要です。   そして藍の華がもりもり建つと(藍を建てると言うそうです)   やっと染めることが出来ます。



これで 布に定着できる条件が整うそうです。   きれいにした布を藍の中に 泳がせて 優しく優しく 浸します。


濃さは 浸す時間と回数で変わります。

浸して 上げて空気にさらし また浸して・・・・

アルカリ~空気に触れて 酸化~を繰り返すと

やっと 青くなっていきます。


私は全部で6回浸しました。

 藍染工房瑠璃玉さんは

 藍を大事に大事にしながら染めをなさっているので

 藍を疲れさせないように

 余計な不純物は入れないで 染めています。

 なので基本は 絞りをなさるそうです。


 絞りの技術は また奥が深く・・ 初心者の私は 

 ことごとく失敗しました。(笑)

 そして最後に 灰汁を洗い流して出来上がります。  藍染工房瑠璃玉さんの藍染は 絶対色落ちしないそうです。  それだけしっかりした藍なのかなあと思います。  色落ちするものは また技法も違うかもしれませんが  多少でも 化学的なものが入っている場合が多いとおっしゃっていました。     藍染の布は   遠赤外線効果 虫よけ などの効能があるそうです。  来ているだけで 身体が楽になりますね。

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